一面に躍動感溢れる波しぶきと兎(うさぎ)を染めた縁起物の図柄のタペストリーです。
古来より兎(うさぎ)は月の精とされ、不老不死や豊穣など慶事の瑞兆とされてきました。
また、兎(うさぎ)は多産であることから繁栄の象徴、その威勢よく波を飛び回る姿から飛躍の象徴とも言われています。
醍醐天皇の時代を描いた謡曲「竹生島」の中で、廷臣が琵琶湖の竹生島に祀られている明神様に参詣するため船に乗った際、「緑樹影沈んで魚木に登る気色あり 月海上に浮かんでは 兎(うさぎ)も波を奔るか 面白の島の景色や」(※下記参照)と、うたった一説が波兎の語源由来だとされていますが、海面に時々たつ白い小さな波の部分が、まるで兎がピョンピョン跳ねているように見えることからも、そう呼ばれています。
− 波兎(うさぎ)の語源由来 −
島の緑豊かな木々の影が湖畔に映り、魚たちが木を登っているように見える。月も湖面に映り浮んで、月に住む兎も波間に映る月明かりを奔けていくようだ。なんとも不思議な島の景色よ・・・
波兎タペストリー サイズ表(cm)
縦 | 横 | |
---|---|---|
サイズ | 135cm |
横110cm |